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変形性膝関節症・内側側副靭帯損傷・半月板損傷により手術をするか悩んだ60代男性

こんにちは。

「手術をしないで腰痛・坐骨神経痛・膝痛のお悩み解決」

富士見市みずほ台の整体院芳流 代表の降畑です。

いつもご愛顧頂き本当にありがとうございます。

久しぶりに症例報告ブログをお送りします。

当院は基本的に腰痛・坐骨神経痛を中心に扱っているのですが

膝の痛みでお悩みの方が多い事、その痛みが整形外科で良くならないことが多いことから

新たに本格的に

「お膝のお悩み改善メニュー」

としてスタートしておりました。

今回はその膝でお悩みの方の症例報告です。

膝の痛みでお悩みの方は参考になさってくださいね。

では参りましょう!

この方は当院のお客さまの旦那様です。

お仕事は会社役員。

普段は基本的にデスクワークの為、あえて電車通勤したり仕事中も

「意識して歩く」機会を作るようにしているそうです。

その旦那さんの事で奥様からご相談がありました。

「主人の左膝が痛くて整形外科に行っているが一向に良くならないのでみて欲しい」との事。

「去年まで」でしたら僕は腰痛系と比べて膝痛はどちらかと言うと苦手でした。

それは病院のリハビリテーション科で勤務していた頃から「膝はなかなか良くならない」

という経験やイメージがあったからです。

膝周りや股関節の筋力強化をしたり、膝の可動域を良くしようとしたり

足趾(足の指)の筋力をつけたりしましたが

「膝の痛み」は一向に良くならなかったのです。

正直苦手意識があり避けていたかもしれません。

でもそういう時にこそご依頼がやってくるのが人生。。。

「膝の痛みってどうにかなりませんか?」というお問い合わせが続きました。

でも、腰痛系のセッションをしてきたこれまでの経験で

「膝に通じるポイント」がある事を試したい気持ちもあったのでそれを試す機会だと信じて

お膝のお悩みの方々を水面下で「お試しモニターさん」として協力していただき

施術やセルフケアを進めていきました。

すると出るわ出るわ結果が!

なんと母数は少ないながらも87%の確率で成果が出ました!

いやいややってみるもんです。

正直ここまで自分の仮説がうまくいくと思っていなかったので自分でもビックリ!

ちなみに残りの13%の良くならなかった方は

・高齢かつセルフケアがうまく行えなかった方

・膝のO脚が重度の方

・認知症の方

でした。

という訳で

今はそれなりに改善出来る事がわかったので先ずはこの方の状況確認。

この方は

立ち座り、階段、だけでなく歩く距離が長いとその日の夜寝ていても痛くなり、寝返りがストレス

とのこと。

整形外科は2軒行き、レントゲン上は「変形性膝関節症」、MRIまで撮影しそこでは「内側側副靭帯損傷、半月板損傷」

「痛みが変わらなけらば手術になると思います」

と言われ、仕事も休めなかった為、なんとか別の改善方法はないか探していたそうです。

この流れ、膝では結構多いようです。

あとはお身体の検査です。

いわゆる典型的な膝痛が起こりやすい状況でした。

実は膝の痛みは、「痛みが起こりやすい身体のパターン」があるんです。

例えば①股関節の可動域「特に開拝(あぐらをかくときの角度)」が減少したり

(正座ができなくなるのはもっと進行してしまった場合が多いです)

②大腿筋膜張筋の圧痛所見があったり、

③足に片方ずつ体重をかけた時に上体を真っ直ぐ保てなかったりします。

実際にはもう少し細かい所見を確認しますが

この一般的なパターンとなっていれば基本的に当院で改善出来るものになります。

僕はお膝のお悩みは基本的に2つの事をお伝えしています。

一つ目は「期間は2ヶ月(通院は週1回)みておいて欲しい」こと。

そしてもう一点「施術で基本的に膝には触れません」という事。

というのは膝へのアプローチで僕は膝に目を向ける事は一切ありません。

ですから施術の中で膝に触れる事もほとんどありません。

それは膝にいくら目を向けても何も変わらないから。

膝に痛みが出るのは「痛みが出るパターンで身体を使ってしまっているから」

なので膝はその結果痛くなっているのでいくら膝に何かしても良くならないのです。

例えば傷口をいくら処置してもそれ以上に傷口を開く負荷がかかってきたら

いつまで経っても傷口はよくなりませんよね?

この時何が大切か?

傷口を塞ぐ事も大切だが、それよりも「傷口にかかる負荷を減らす」方を優先すべきだと思うのです。

例えばヒアルロン酸、そして最近は軟骨の再生医療を謳った治療がありますが、

これらは「傷口を処置する」方なので

結局のところ負荷が強くなってきたら結局は負けてしまいまた痛みが出ます。

ですから施術だけでなく

ご自分の身体の使い方を修正する「セルフケア」もとても大切になってきます。

セルフケアは大抵「椅子に腰掛けて2分行うものを1日3回」

くらいできれば大丈夫です。コツは要りますが大変なものではないです。

この方もこの部分に納得していただき施術・セルフケアを進めていきました。

そして2ヶ月後には「階段の登りで少し気になるくらいであとは問題ないです」

と言っていただけるようになりました。

慢性的なお膝の痛みは

ヒアルロン酸などの注射・軟骨再生・サプリ・痛み止め

では根本的な解決にならず痛みのパターンは強くなり、痛みも強くなる傾向にあります。

逆にその傾向を掴み、対策を講じる事で痛みはコントロールできるようになります。

当院のホームページに「膝のお悩み」ページがございますのでそちらや「来院者の声」も参考にしてみて下さい。

ご相談も大歓迎です。

今日はこのあたりで。

では。