年齢と身体と気付き

こんにちは。

「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」

富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院

芳流　代表の降畑です。

今日はいつもの症例報告ではなく年齢と身体について考えてみようと

思います。

なぜこれを書こうと思ったかですが僕も４０過ぎにもなってくると

若いころと比べていろいろな不調が起こる事が多く、自分の年齢を

ひしひしと感じてしまっているからです。

また最近の高齢者の車の事故が注目されている部分も踏まえ

考えてみようと思いました。

最近病院などで「歳のせい」

とする医師が良いようにも悪いようにも言われているようですが

僕は「歳のせい」とするところには大きく納得します。

悪いように言われているのはおそらく伝え方の問題であろうと思います。

実際当院にいらっしゃる方にも「ある程度年齢は影響している」

とお伝えすると「認めたくない」という反応をする方もいらっしゃいますから。

しかしプロの世界で生きる方々が常にトップであり続ける事が

難しいようにどんな人も年齢によって身体のパフォーマンス（機能）は低下します。

これは絶対です。

どんなに厳しい練習をしたり、訓練をしても年齢には敵いません。

イチローだって引退せざるを得ませんでした。

そして人間の身体はいつか普通に生活することも難しくなるくらい

年齢によって機能は少しずつ低下していきます。

それがいわゆる健康寿命という指標によって示されています。

「誰の手も借りずにある程度自分の事は自分で出来なくなる年齢」

だいたい男性は70歳、女性は73歳だそうです。

この年齢になると動けなくなってきてもある程度は仕方ないという部分になってきます。

しかし、９０歳を超えてもしっかりしている方、

５０歳で病気やケガで動けなくなってしまう方

いらっしゃるので平均的な話です。

しかし、脳は以前のしっかり動いていた頃のイメージでいます。

子どもの運動会で親が転倒する場面って多いですよね？

あれは脳が「身体が動いているイメージ」なんですが

実際の身体がついていっていないんですね。

だから車の運転も「自分は大丈夫だ」と意識や脳ではイメージしているものの

身体がついていかないので事故につながっているのではないかと思います。

今後一概に線引きは出来ないと思いますけど

様々な対策がされてくるのでしょうね。

そして脚腰も年齢の影響はかなり受けています。

例えば荷物を運ぶにしても

２０台と５０代では腰にかかる負担は５０代の方が

はるかに大きいのです。

これはある部分の働きが年齢と共に徐々に悪くなるから

なんですが

これに気づかずに特にケアもせずに同じ動きををしていると

腰痛になります。

特に普段から積極的に身体を動かしている方は

自分にそんな事が起こるはずないと脳がイメージしてますから

腰痛が年齢のせいだと認められないんです。

ここで運転でも腰痛においても最も大事なことがあります。

それは「（衰えに）気づくこと」なんです。

例えばプロ野球という厳しい世界では成績という数字によって

気づく事ができます。周りの目も多いですから気づく事ができます。

一方車の運転は比較的簡単に出来てしまうので

なかなか「自分の運転が危ない」と気づく事ができません。

余談ですがオートマチック車の普及も残念ながらこの原因の一翼を担っている気がします。

ほとんど見かけなくなったマニュアル車はオートマ車に比べれば運転が難しいですが、

きっと最近のような事故が起こる前に自身で運転できない事を

気付くことができたのではないかと考えます。そして事前に事故は防げます。

ですから今後は自動ブレーキ搭載云々よりも、

運転する側の気付きを与えられる場

例えば免許更新時にパフォーマンス検査（反射的な動きをみたりするもの）

を導入するなど

の方がずっと現実的な気がしています。

そして脚腰では「気付き」は本当は痛みが教えてくれています。

なので（年齢によって）衰えてしまっている部分、反対に頑張りすぎてしまっている部分

をしっかり探して気付かせてあげる事が改善の為の第一歩であると僕は考えます。

脚腰等についてはご本人に気づいて頂ければ改善できる部分が多いので

当院の検査で納得された方が改善出来る訳は

こういう部分もあるんだろうと思います。

自分の身体を大切にされている方は以前に何かの病に罹ったことが

あったりして（気付いている）方が多いです。

一方、自分の身体は二の次という方はやはり気付けないので

気がついたら重大な事になっているのでしょうね。

ぜひ皆さんご自分の身体の事、大切にしてあげて下さいね。

今日はこんな内容でしたがお付き合い頂きまして

ありがとうございました！

今日はこれまで。

ではでは。

当院の検査で痛みの原因がわかれば

シンプルに軽減できることがほとんどです。

脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら

まずは当院の検査を受けてみて（気付いて）下さい。