
腰椎すべり症により寝返りすら難しくなってしまった70代女性
こんにちは
富士見市みずほ台の痛みのリハビリ整体院 芳流 代表の降畑です。
少し暖かくなってきました。来週はまた寒くなるみたいですが
皆様体調崩さぬようご自愛ください。
私には10歳と8歳の娘がいるんですが
今週は二人とも授業参観。
ですがそろそろ父親が行くことを嫌がる雰囲気を出してきて
笑いながら「えーーー。」とか言って来るようになりました。
こうやってだんだんと親から離れていくんでしょうね。
が、私は構わずどんどん授業参観行きます。
やっぱり行かないよりも行ってあげた方がなんやかんや喜びますから。
今はまだですが。
さて
今日も症例報告をしていきます。
「腰椎すべり症により寝返りすら大変で
朝布団から起き上がるのに何分かかるやらという70代女性です。」
この方は主婦で普段はウォーキング大好き。
その他ゴルフやピアノやギターなどたくさんの趣味をお持ちの方です。
痛みが出た5年ほど前に整形外科で腰椎すべり症を指摘され
お茶の水の某整形外科まで通い症状は悪化せずに済んでいたそうです。
しかし最近は距離的に大変ということで通院できずにいたところ
再び悪化し近所でなんとかならないか探していたところで
当院にいらっしゃいました。
いらした時点で
歩くのがやっと。
普段も寝返りするたびに痛くて目が覚めてしまうとのこと。
また朝の起床時の痛みも強く、目覚めてからそれなりに動けるようになるまで
数十分かかっているので毎朝とても大変。
趣味はもちろん普段の生活に沢山支障が出てしまっているので何とかしたい!
とお気持ちを教えてくれました。
では早速検査をしていきましょう。
当院では「本来あるべき体の支え方が崩れてくることで痛みが出る」という考え方のもと
その「支え方を取り戻す機能回復(=リハビリ)」というアプローチによって改善を図っています。
実際「腰椎すべり症と言ってもそうなるまでに様々な背景があるので当院では限りなくお身体の特徴を細分化し、
その方なりの身体の崩れ方を捉えた上でピンポイントでアプローチしていきます。」
先ずは検査やカウンセリングにより身体の崩れを8つのパターンの中から細分化を行います。
パターンは
「腰椎圧迫骨折、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、仙腸関節障害、
筋筋膜性腰痛症、脊髄終糸症候群、梨状筋症候群、いわゆるギックリ腰」
があり
これは当院独自の分類でして論文そして書籍の情報だけでなく
これまでの関わった沢山の患者さんの過去のデータを解析し得られたものです。
実際この方もドンピシャで一致するパターンがありましたので
状況をご説明し、同意を得た上で先ずは施術です。
施術の内容もパターンによりメニューが決まっています。
この方には筋膜リリースとAKAと頭蓋仙骨療法の組み合わせです。
施術後には「痛みは半分くらいになった」とのことで
その日の夜は寝返りも痛みはほとんど感じなかったそうです。
「久しぶりにゆっくり眠れました」と。
さてここで終わりではありません。
当院では施術は改善までの一手段であり、
「本来の支え方を取り戻すためのリハビリ」ももちろん大事です。
リハビリというとどうしても「筋力つける」とか「施設で頑張るもの」と思われがちですが、
当院では「ご自宅で行っていただきながらうまく体を使えるようになっていただく」
事を最も大切にしていますので、しっかりその動きをお伝えします。
この方も施術とリハビリがうまく体に馴染んできた
約一ヶ月半後は生活上で苦になることはなくなったそうです。
現在は趣味も出来るようになり
月一回のメンテナンスに毎回笑顔でご来院頂いて楽しいお話をして頂いています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。