腰部脊柱管狭窄症により歩くどころか台所にも立てなくなってしまった60代女性
こんにちは。
「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」
富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
芳流 代表の降畑です。
最近は富士見市内だけでなく志木市、新座市、三芳町、ふじみ野市、朝霞市、川越市そして入間市の方々まで
ご来院頂き本当に本当にありがとうございます。
最近はマスク不足ですね。数か月前は50枚数百円で買えたものが今は数千円。。。
物の価値はこういう部分でも変わるんですね。需要と供給のバランスでまた変動するんでしょうけど。。
当院では近々皆様からの売り上げの一部をマスクの購入に充てて必要とする医療機関や施設などへの寄付することを検討しています。
では今日も症例報告参ります。
今日は
「腰部脊柱管狭窄症により歩くどころか台所にすら立てなくなってしまった60代女性」
です。
この方は主婦です。普段は散歩好きで30分以上歩くのが日課でした。
それが4ヶ月ほど前に
突然左のお尻から左脚全体にかけて、痛みが襲いました。
座っていたり寝ていれば大丈夫でしたが、
5分歩くと痛くてそれ以上は歩けない状況でした。
それからも痛みは徐々に強くなり、
台所で立っているのも大変な状況になってしまいました。
整形外科に行きレントゲンやMRIを撮影し、結果は
「腰部脊柱管狭窄症」
医師からは
「痛くないように過ごして」
「痛みどめを飲んで」
「ダメなら手術」
とのこと。
そこで痛みどめを飲んだり、血流が良くなるというお薬を飲んで
改善してくれることを願っていましたが
3ヶ月経っても状況は変わらず途方に暮れ、
でも手術だけは嫌だと思って色々調べていくうちに当院に行きついたそうです。
では早速検査してみましょう!!
するとこの方は「腰の脊柱管が狭くなっていることが痛みの原因」
ではなく
①梨状筋
②腰部多裂筋
が原因でした。
梨状筋は股関節を動かすためにあるお尻の深い部分にある筋肉です。
筋肉は普段問題がなければゴムのように伸びたり縮んだりしていますが、
様々な要因が重なることにより、伸びたり縮んだりできずに紐のように固くなってきます。
特にこの筋肉にそれが起こるとすぐそばを通っている坐骨神経を圧迫したりして
下肢に症状いわゆる坐骨神経症状が出ます。
そしてこの症状はこの梨状筋だけが悪さをしていると思われがちですが
実はほかの筋肉と一緒に悪さをしていることが多いんです。
この方の場合は(腰部)多裂筋。この多裂筋は背筋と呼ばれる筋肉の一部ですが、
この筋肉が同様に硬くなってきていました。これらの筋肉は座っているときには休んでいられるのですが、
立って歩くときには働かなくてはいけません。
元々固く紐のようになっていた筋肉が立って歩くことによってさらにギュッと力を入れて働き、
力が抜けない状況になってきます。
そうするとだんだん坐骨神経に圧迫が加わり、症状が下肢に及んで歩けなくなってしまうんですね。
この症状は概して腰(下図)
に原因があって症状が起こると言われますが、
この方のように腰ではなくてほかの部分に問題があって起こるというケースも多々あります。
だから腰の手術をしても痛みやしびれが残ったりするんでしょう。
同じような症状だとしても、その症状の原因は人それぞれということだと思います。
さてこのことを当院では皆様に極力分かりやすくお伝えしています。
それは皆様にも状況を限りなくご理解いただいて、僕の見立てそしてその対策をお互いで共有することが
最短距離での改善につながると思っているからです。
ですので「説明なんてどうでもいいからやるだけやってくれ」というタイプの方には当院は向きません。
でもこれはほかの病気やケガでも一緒ですよね?
例えば足を骨折してしまって、固定してもらったらそれだけで済むと思っている方がいますが、
その後のリハビリをはじめとしたケアをしっかりしないと骨がずれたり、関節が動かなくなったりします。
当院でもいくら施術をしてもしっかりケアをしていただかないとよくならないんです。
少し話が逸れかけましたが、ご本人にそのことを伝えるととてもビックリされていましたが
私の話に納得され、そしてはやく何とかしたいと
セルフケアも頑張りました。
結果、約1ヶ月後には台所仕事が苦にならなくなり
2ヶ月後には30分以上の連続歩行が可能となりました。
今までは友人に誘われても外出しなかったそうですが
最近は旅行をはじめ散歩も再開し、
再び歩ける事の喜びを噛みしめていらっしゃるそうです。
脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら
まずは当院の検査を受けてみて下さいね。
今日はこれまで。
ではでは。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。