椎間板ヘルニアと言われたが仙腸関節の問題だった50代女性
こんにちは。
富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
芳流 代表の降畑です。
この前長女が僕にこんなことを言ってきました。
「パパ、足湯ができる電車に乗りたい」
え?そんな電車があるの?
調べてみたら…
あるんですね!
知らなかった。
そして乗ってみたい。
足湯しながら
日本酒とか最高!!
皆さんはいかがですか?
さてと
今日も元気に症例報告参ります。
今日は
腰椎椎間板ヘルニアと診断されて悩み続けた50代女性です
この方お仕事は荷物の上げ下ろしをよくするお仕事。
もともと腰に負担はかかりやすかったようです。
なんか腰痛いなぁ
と普段から思っていましたが
仕事は出来るしなんとかこなしていました。
しかし半年前に左の腰と脚に痛みが襲いました。
これはまずい
と病院へ。
すると腰椎椎間板ヘルニア
との事。
なるべく負担をかけないようにして
3ヶ月ほどしたら落ち着いてきたので
「あーよかった」
と思っていた頃
今度は右側の腰から下つま先
にかけて痛みが襲うようになりました。
それに左の時よりもっと痛い!
また病院へ。
これもヘルニアです。
MRIの画像を見るとヘルニアが
いくつか見えるので
きっとこの中のどれかでしょう!
また負担をかけないようにしていて下さい。
って。
でも今回は3ヶ月前と違って
寝ていても痛い
椅子に座っても痛い
もちろん立って歩くのも痛い
なんとかしたい!
けどどこに行けばいいんだろう…
そして近くの接骨院に行きました。
とりあえず腰のマッサージと電気をかけて終了!
よくなってないけど可能性があるならと2ヶ月ほど通院していたら
今度は更なる激痛で立てない
歩けない
しばらく四つ這いで移動するしかありませんでした。
仕事なんて絶対無理。
そしておかしなことにお腹の右側を
軽く圧迫しても症状が強く出ていたため
内臓が悪いのか?
そんな事も頭をよぎりました。
でも病院でCTを撮り内臓を調べても
特にこれといった異常はありませんでした。
インターネットで調べてトリガーポイント注射を行う
整形外科にも行きましたが
思うような効果はなく
完全に途方にくれていました。
そんな中娘さんがインターネットで調べていたところ
当院を見つけ来院されました。
来院時はなんとか歩けてはいましたが
顔が疲労感で溢れていたのを今でも忘れません。
それでは検査いってみましょう!
そしたら出ました!
仙腸関節の問題!
骨盤は腰椎の下に続く「仙骨」と
その両側にある「腸骨」などで形成
されています。
この仙骨と腸骨は数ミリというわずかな動きですが
関節があります。
この関節を仙腸関節といいます。
この仙腸関節はいくつかの「靭帯」という組織で
強固に固定されているんですが
今回はこのうちの後仙腸靭帯
という靭帯が傷ついて仙腸関節が
不安定な状況でした。
実は仙腸関節の問題は
とても腰椎椎間板ヘルニアと
間違えられやすいものです。
私もはじめはヘルニアを疑って検査しましたが
全く当てはまらず
仙腸関節疑いで見事に
当てはまりました!
しかし仙腸関節の問題はいわゆるケガ
なので先ずはここに負担をかけないようにするのが最優先です。
この事をお伝えすると
仕事はもうできない状態だったので
負担は減らせていましたが
家の中でもなるべく低い位置に座らないようにするなど
工夫をしてもらいました。
それから約1ヶ月半後
仙腸関節由来の痛みが軽減したので
本格的に施術やセルフケアを行い
少し時間はかかりましたが
徐々に症状は軽快し
約半年後普段の生活で痛みを
気にせずに済むようになったと
お話していただきました!
仙腸関節の問題は放っておくと
不安定性が増し、仙腸関節を外科的に固定する
いわゆる手術しかなくなる可能性が高まります。
当然痛みも良くなりません。
しかししっかり痛みの原因さえ把握し
対処すれば少し時間がかかっても
改善していきます。
ヘルニアと言われたのにいつまでもよくならないと
お悩みでしたらまずは当院の検査を受けてみて下さいね。
今日はこれまで。
ではでは。
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