仙腸関節障害により右脚の痛みに耐え続けた40代女性理学療法士
こんにちは。
「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」
富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
芳流 代表の降畑です。
最近は富士見市内だけでなく志木市、新座市、三芳町、ふじみ野市、朝霞市、川越市そして入間市の方々まで
ご来院頂き本当に本当にありがとうございます。
12月に入って寒いですね!!
長女はウイルス性の風邪にやられました。
インフルエンザではなかったのですが、先週は保育園ほとんど行けませんでした。
皆さま年末で忙しい時期かと思いますが、体調崩したら何もできません。
無理せずご自愛ください。
さて今日も症例報告参ります。
今日は「仙腸関節障害により右脚の痛みに耐え続けた40代女性理学療法士」
です。
タイトルにあるようにこの方僕と同じ資格「理学療法士」を持つ女性です。
資格をとってから20年程とのことで理学療法士歴は僕よりももっと上!
で現在はとある施設でリハビリ業務をされています。
以前お医者さんがいらしたときも同じ医療職で緊張しましたが、
全く同じ資格で僕よりも先輩となるともっと緊張しましたね。
でもこの方の方が先輩としてのプライド等もかなぐり捨てて来院されたと思うので、
僕も真正面から向き合います。
さてこの方お話しを聞いてみると1年程前から右のお尻から脚にかけて
不定期な痛みが表れていました。
実際施設では利用者さんの歩行介助や車椅子移乗の介助等で腰には負担がかかっていたので
自分なりにストレッチや体操を行っていました。
しかし一向に良くならないばかりか徐々に痛みは強くなるし
痛みが出る頻度も増え仕事に支障をきたしそうでした。
その為、自宅近くの整形外科に行きましたが、特に異常は見当たらないので
痛み止めをもらって様子をみていましたが全く変化はなく
他の整形外科に行ってMRIまで撮影しましたが結果は変わらず
「異常なし」。
これは何か内臓の問題なのではないかと大学病院まで受診しましたが
結果は「異常なし」。
正直まいっていたそうです。
ここまで検査をしたのに異常なし。でも痛い。
どこに行っていいかわからなくなりますもんね。
そんな中たまたま同じ理学療法士(僕)が腰痛系の整体をしている
事をみかけて興味もあったそうで来院されました。
では、検査してみましょう!!
するとこの方に最も著明な所見は
仙腸関節。
これまでにも過去のブログでも何度か出てきました。
(fig:visible body)
図のように骨盤を作っている中央の「仙骨」とその両側にある「腸骨」という骨。
この間にあるのが仙腸関節です。
この仙腸関節、一般的な関節と違ってほとんど動きがありません。
それは形状からもそうなんですが、この関節は靭帯(ヒモのような組織)で
グルグル巻きにされていて、ほとんど固定されている状態なのです。
またこの仙腸関節、ほとんど動かないのに
全く動きがなくなっても、逆に動きがあり過ぎても(不安定になっても)痛みが出ます。
そして今回のこの方はこの仙腸関節が不安定で痛みが出やすい事がわかりました。
仙腸関節障害についてのブログはこちら。
この状況なかなか現在の画像だけの検査では分からない事が多いのです。
その事をお伝えすると
「納得しかありません。やるべきことやります。」
そうです。
問題が分かればあとはやるべきことをやるだけです。
当院での施術とセルフケアです。
さすが同じ資格をお持ちだけあって僕がお伝えしたいことは
すぐに分かって頂けたので話が早く、結果も出やすい!!
開始から一ヶ月後には右側の痛みも気にならなくなり
「同じ理学療法士として専門に特化するとここまで出来るんですね。
私自身勉強になりましたし、これから自分の方向性を考え直すいい機会になりました」
とのこと。
何よりですね。
当院の検査で痛みの原因がわかれば
痛みや不調は軽減できることがほとんどです。
脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら
まずは当院の検査を受けてみて下さい。
今日はこれまで。
ではでは。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。