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右側の坐骨神経痛によりお子さんの世話ができずにいた40代女性

こんにちは。

「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」

富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院

芳流 代表の降畑です。

最近は富士見市内だけでなく志木市、新座市、三芳町、ふじみ野市、朝霞市、川越市そして入間市の方々まで

ご来院頂き本当に本当にありがとうございます。

今日はバレンタインデーなんですね。

かつては少しだけ期待しつつでもほとんど期待せずこの日を迎えていた時期が

あったことを遠い昔のように思い出します。

今はお返しやらを考えるので、楽しみではなくなってしまいました、、、。

だって冗談か「倍返しを期待している」なんて言われるんですよ。

「半沢直樹か!(古!)でもまた近々放送されるとか。。」

そんなこんなで今日も症例報告参ります。

今日は「右側の坐骨神経痛によりお子さんの世話ができずにいた40代女性」です。

この方主婦です。お子さんは現在幼稚園。元気に動き回っています。

しかし、この方ほとんどお子さんと遊べないそうなんです。

それは出産後から脚腰の痛みが強くなってしまったからです。

以前からなんとなく腰が痛いと感じていたのですが、出産を機に腰痛が悪化。

そして実はお子さんはなんと双子!!

痛みをおして抱っこしていたら右の脚に痛みとしびれが強く起こるようになってしまったそうです。

それからというものお子さんの幼稚園の送迎、炊事、洗濯、掃除はなんとかしていたものの

お子さんを抱きかかえること、布団の上げ下げ、お子さんとお風呂に入ったり、遊んだりすることは旦那さんにお願いするしかありませんでした。

更にこの方、実は出産時に苦い思いをしたそうで、それから病院が嫌いになり、病院に行くという選択肢がありませんでした。

そのためこれまでもつらい思いをしながらも近くの接骨院やマッサージ屋さんでマッサージをしてもらってなんとか乗り切ってきていたそうなんです。。。

そんな中たまたま見た当院のホームページで

「自分と同じようなことが書かれている、自分だけがこの症状で苦しんでいるわけではない」と知り、来院を決めたそうです。

もうとにかく検査です。

するとこの方かなり複雑な状況になっていました。

軽く触れただけでも全身すべて痛い。。(顔面や頭部まで)。

おそらくここまでとなると痛みによって交感神経の働きが強くなって痛みに過敏な状況になっていたんだと思われました。

いやあ重度です。

なんとかせんといけません。

この場合無理には動かせないので本当に微弱な刺激から入れます。

それでもその直後から右下肢の痛みが強くなりました。これ以上ないくらいの微弱な刺激だったのでこの時は正直僕も不安でした。

でもその次に来院されたときには頭部や顔面の痛みはほとんどなく

痛みは逆に少し落ち着いたとお話ししてもらえたので

改めて検査をしてみました。

そして浮彫りになった問題点は右の仙腸関節と梨状筋。

おそらく双子であったこともあり、出産時の骨盤の負荷はかなり大きく、いわゆる骨盤がゆがんだ状態になってしまっていたんだと思います。

ここで仙腸関節の問題が想起できます。

そこからお子さんを抱っこしたりしてきたことで仙腸関節の問題は高まり、傍の梨状筋が緊張しっぱなしで、

短縮し坐骨神経に触れるほどまでになってしまったのでしょう。

いわゆる(不安定型)仙腸関節性梨状筋症候群です。

よくここまで我慢していました。我慢せざるを得なかったか。。。

でもここまでくればあとはやるべきことをやるだけです。

この場合仙腸関節障害(不安定型)と梨状筋症候群は切り離して考えないといけません。

まずは仙腸関節障害をどうにかしないと次に進めません。

仙腸関節障害(不安定型)については以前のブログをご覧ください。

この方ご自身でのセルフケアも的確で約1か月で仙腸関節の問題は解決できました。

その後は筋肉に対するアプローチです。

筋肉も緊張が強かった日々が続いていたのでやっかいでしたが

この方もストレッチなどのセルフケアも頑張り

1か月後には「子どもたちと久しぶりにお風呂に入りました」

さらに半月後には「子供と少し走れました」

とおっしゃっていただけました。

何よりです。でも一番喜んでいるのは旦那さんなんだそうです。

僕も妻が同じ状況だったら同じ気持ちになりますので

お気持ちわかるつもりです。

よかった。

当院の検査である程度問題点が分かれば

痛みや不調は軽減できることがほとんどです。

脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら

まずは当院の検査を受けてみて下さい。

今日はこれまで。

ではでは。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。

 

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