腰部脊柱管狭窄症により旅行に行くことを断念しかけた60代男性
こんにちは。
「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」
富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院
芳流 代表の降畑です。
最近は富士見市内だけでなく志木市、新座市、三芳町、ふじみ野市、朝霞市、川越市そして入間市の方々まで
ご来院頂き本当に本当にありがとうございます。
3月になりました。
が新型コロナウィルスのニュースしか聞きません。
当院でも可能な限り対策を行っております。
私も最近は毎日子供と一緒に検温しています。
来院時のアルコール消毒など皆さんのご協力も併せてお願い申し上げます。
とにかく早期に収束してくれることを願うばかりです。
では今日も症例報告参ります。
今日は「腰部脊柱管狭窄症により旅行に行くことを断念しかけた60代男性」です。
この方元銀行マン。数年前に退職しましたが委託社員として週に数回お仕事されています。
電車通勤で自宅から最寄り駅までは徒歩15分ほど。職場から最寄駅までは徒歩10分ほどだそうですが、
3か月前から左脚に痛みが襲うようになりました。痛みはお尻からふくらはぎにかけて。
しかし痛みは歩かなければ出ない。でも歩くと自宅から最寄り駅までの間で一度は休まないと痛くて続けて歩けない。
「ん~これはなんだ?」ご自分でインターネットで調べました。
「腰部脊柱管狭窄症」というらしい。ほかにも血管の病気でも同じようなことが起こるらしい。
ということが分かったので総合病院へ行きました。まずは整形外科。
すると、「まずは腰のレントゲンを撮りましょう。」とのこと。
そして結果を見た医師は「骨には異常はないですね。ではMRIをとりましょう。結果は来週。
それまでは痛み止めを出しますのでまずはこれで様子を見てください。
おそらく血管の問題ではないと思いますが心配でしたら循環器科を受診してみてください。」
とのことで、念のためこの方は血管の問題も確認してもらったそうです。
しかし、その医師からは「糖尿病もないですし、
たばこを吸う習慣もないのでその症状が血管の問題からくるものとは考えにくいですね。」
と言われて改めてMRIの結果を待つことにしました。
そしてMRIを撮影し撮影結果を見た医師からは
「うーん、脊髄が圧迫されている部分はわずかにありますが、手術をお勧めするようなものではないですし、
お薬で様子をみていきましょう」という訳で2ヶ月様子を見ていましたが何も変わらない。
この間に手術についての事も調べました。
よくなったという方もいるようだが、まったく変わらない方、車いす生活になってしまった
なんていう話もあるので、手術はやっぱりできるなら受けたくないと思っていました。
一方でほかの方法を探していたところ、同じような症状の方が改善しているというホームページがあり、
それがどうやら当院であったらしく来院されました。
では早速検査いってみましょう。
するとこの方の問題点は
①梨状筋
②腰部多裂筋
でした。
梨状筋は股関節を動かすためにあるお尻の深い部分にある筋肉です。
筋肉は普段問題がなければゴムのように伸びたり縮んだりしていますが、
様々な要因が重なることにより、伸びたり縮んだりできずに紐のように固くなってきます。
特にこの筋肉にそれが起こるとすぐそばを通っている坐骨神経を圧迫したりして
下肢に症状いわゆる坐骨神経症状が出ます。
そしてこの症状はこの梨状筋だけが悪さをしていると思われがちですが
実はほかの筋肉と一緒に悪さをしていることが多いんです。
この方の場合は(腰部)多裂筋。この多裂筋は背筋と呼ばれる筋肉の一部ですが、
この筋肉が同様に硬くなってきていました。これらの筋肉は座っているときには休んでいられるのですが、
立って歩くときには働かなくてはいけません。
元々固く紐のようになっていた筋肉が立って歩くことによってさらにギュッと力を入れて働き、
力が抜けない状況になってきます。
そうするとだんだん坐骨神経に圧迫が加わり、症状が下肢に及んで歩けなくなってしまうんですね。
この症状は概して腰(下図)
に原因があって症状が起こると言われますが、
この方のように腰ではなくてほかの部分に問題があって起こるというケースも多々あります。
だから腰の手術をしても痛みやしびれが残ったりするんでしょう。
同じような症状だとしても、その症状の原因は人それぞれということだと思います。
さてこのことを当院では皆様に極力分かりやすくお伝えしています。
それは皆様にも状況を限りなくご理解いただいて、僕の見立てそしてその対策をお互いで共有することが
最短距離での改善につながると思っているからです。
ですので「説明なんてどうでもいいからやるだけやってくれ」というタイプの方には当院は向きません。
でもこれはほかの病気やケガでも一緒ですよね?
例えば足を骨折してしまって、固定してもらったらそれだけで済むと思っている方がいますが、
その後のリハビリをはじめとしたケアをしっかりしないと骨がずれたり、関節が動かなくなったりします。
当院でもいくら施術をしてもしっかりケアをしていただかないとよくならないんです。
少し話が逸れかけましたが、この方にも状況をお伝えしたところ、
「こんな話はどこにも載っていませんでしたし、誰も教えてくれませんでした。
とにかく納得しかないのでお願いします」とのこと。
ここまで来たらもうあとはやるべきことをやるだけです。
当院での施術とご自宅でのセルフケアです。
施術は週一回、ご自宅でのセルフケアは朝・昼・晩で2分ずつ日々簡単な体操をしていただくだけで大丈夫です。
そうすると1か月後では「あまり変わっている感じはない」とのことですが
2か月後では「普段の生活で気になることはなくなりました」
とのこと。
実はこの方毎年同期の方と春にゴルフ旅行に行くことを楽しみにしていたのですが、
「このままだとゴルフどころか普通の旅行すらいけなくなってしまう。。」と思っていたようなんです。
でも最近は少しずつ自信がついてきて「今はゴルフ旅行も行けそうな感じです」とおっしゃっていただけるようになりました。
痛みで長く歩けない「間欠性跛行」は2ヶ月あればなんとかなるケースがほとんどです。
もしお悩みでしたら一度ご相談くださいね。
当院の検査である程度問題点が分かれば
痛みや不調は軽減できることがほとんどです。
脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら
まずは当院の検査を受けてみて下さい。
今日はこれまで。
ではでは。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。