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腰椎椎間板ヘルニアによりスノーボードが楽しめなくなってしまった30代男性

こんにちは。

「手術をしないで椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のお悩み解決」

富士見市みずほ台の腰痛・坐骨神経痛専門整体院

芳流 代表の降畑です。

最近は富士見市内だけでなく志木市、新座市、三芳町、ふじみ野市、朝霞市、川越市そして入間市の方々まで

ご来院頂き本当に本当にありがとうございます。

世間では新型コロナウィルスのニュースしか聞きません。

僕はこのニュースはほとんど見ていません。

気分が滅入るし

できる限りの対策をしたら、あとはどうなっても仕方がないです。

それよりも…いい季節になってきましたね!!

桜が咲きますね!お花見したい!

まあ花より団子ですけど。。。。

では今日も元気に症例報告参ります。

今日は「腰椎椎間板ヘルニアによりスノーボードが楽しめなくなってしまった30代男性」です。

この方、会社員です。お仕事の内容は精密機械づくり。試作品を作りまた作るの繰り返しです。

そんな中7、8年くらい前から年に1,2回腰が痛いことがありました。

特に腰の真ん中あたりと左のお尻のあたりが痛い。

でもこの痛みも毎回1週間くらいすると落ち着いていました。

そして秋が深まってきたころいつものように腰が痛くなりました。

「また来た」ある程度は覚悟していたので仕方ないと思っていました。

でも今回は10日しても2週間しても痛い。それに咳でも痛いし、仕事に集中できない。

特に痛いのが動き出し(動き始め)。座っていて立つとき、寝ていての寝返り、

そして毎冬楽しみにしているスノーボードも痛くてできそうにないのでこれはまずいと整形外科へ。

すると腰椎椎間板ヘルニアとのこと。痛み止めの薬をもらいましたが、朝の起き上がりや咳をするたび痛い。

うーん。これは何か良からぬことが起こっているのかも。と大学病院に行きました。

結果は

やっぱり腰椎椎間板ヘルニア

検査上他には問題点は見当たらないとの事。

「手術しますか?」と提案されましたが正直心の準備ができていなかったので保留にして帰りました。

となるとこのまま我慢するしかないのか?正直まだ30代だし、子供も小さいのにこれじゃなんもできない。

「ん~手術しかないのか。。。」

そんなところで当院のチラシが目に入ったそうです。

こういうチラシは普段は気にせず「ポイ」っとしていたそうなんですが今回はやってみようと思いました。

では検査いってみましょう。

まず本当に椎間板ヘルニアかそうではないか?

① SLR(下肢進展挙上テスト)
② 腰が曲げられるか
③ 痛みの部位

ここはヘルニアかどうかの判定にはとても大切です。

でもこの方

SLRに大きな左右差はない

腰は十分曲げられる

痛みの部位は腰とお尻に限局

「これは純粋なヘルニアではない」

と判断できます。

純粋なヘルニアに対してはヘルニアに対する施術とセルフケアをしますが、この方はその適応ではないと判断できます。

ではどこが問題か?

まず全身の筋緊張がとにかく高い。

筋肉は通常力を入れるときに収縮(ちぢむ)し、力を抜いた時に弛緩(ゆるむ)します。

しかし自分では力を抜いているはずなのに常に力が入っているような状態を「筋緊張が高い」と表現します。

これが全体的に感じられました。この場合まず一番どうにかしないといけないのは「動きの少ない関節」なんです。

動きの大きい関節例えば膝や肩ではなく、肋骨と背骨を結ぶ関節や、骨盤を形成する仙腸関節などがこの場合には影響していることが多いのです。

それはこの動きの少ない関節は「固有受容器の影響」をものすごく受けるからです。

固有受容器は「関節の位置や運動方向・加速度・牽引力などを感知して、

脊髄反射や中枢を介して筋肉の活動を制御してバランスの良い姿勢や効率の良い運動をもたらす」

という身体にとって重要な役割を果たしています、、、、難しいですね。

できる限りシンプルに言うとこの固有受容器に機能異常であったり炎症が起こると周囲の筋肉に悪い影響が出ます。

痛みはもちろんの事、筋肉が異常に緊張したり、姿勢がうまく保てなくなったりもします。

ですからまずはこの動きの少ない関節を調整することから始めます。

これを実際調整するとするっと力が抜けました。これはご本人も感覚が分かったようで「力が抜けました。」と。

そして「痛みは半分くらいに減りました」とのこと。

でもまだ半分くらい痛みは残っているので今度はまだ悪さをしている個別の問題をさがします。

するとこの方は

梨状筋をはじめとした股関節の筋肉の柔軟性低下

が大問題でした。

股関節は本来大きな可動性を持っています。普段腰を動かしているように感じる

動きも実はほとんどは股関節の動きなんです。

しかしこの股関節の動きが少なくなると腰の動きに頼らなくてはいけません。

普段かかりにくい負担が腰にかかるようになります。

このことにより腰痛が発生したと考えられました。

さてこのことを当院では皆様に極力分かりやすくお伝えしています。

それは皆様にも状況を限りなくご理解いただいて、僕の見立てそしてその対策をお互いで共有することが

最短距離での改善につながると思っているからです。

ですので「説明なんてどうでもいいからやるだけやってくれ」というタイプの方には当院は向きません。

この方にも状況をお伝えしたところ、

「こんな話はどこにも載っていませんでしたし、誰も教えてくれませんでした。

とにかく納得しかないのでお願いします」とのこと。

ここまで来たらもうあとはやるべきことをやるだけです。

当院での施術とご自宅でのセルフケアです。

施術は週一回、ご自宅でのセルフケアは朝・昼・晩で2分ずつ日々簡単な体操をしていただくだけで大丈夫です。

そうすると1か月後には「ほとんど気になる痛みはなくなりました。」

よかったですね。

「この感じであればスノボはまたできそうです。少し諦めかけていたので助かりました。

にしてもヘルニアじゃなかったっていうのが未だに信じられませんが、

先生の言う通りのことで良くなったのでやっぱりヘルニアじゃなかったんですねえ

手術しなくてよかったです」

状況が改善された方はこういう感想をよくおっしゃいます。

当院の検査である程度問題点が分かれば

痛みや不調は軽減できることがほとんどです。

脚腰でなかなか良くならないお悩みがありましたら

まずは当院の検査を受けてみて下さい。

今日はこれまで。

ではでは。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。