寝具の考え方

こんにちは。

整体院芳流代表降畑です。

今日は「何気に皆さんお悩みの寝具」についてお伝えしたいと思います。

寝具選びで悩んでいる方とても多いですね。

「マットレスや枕をいくつも持っている」

なんて話は当院では珍しくない話です。

結論からズバリ申し上げますと

「今後身体を守るなら寝具は固めが良い」です。

特にマットレスや敷布団は。

その理由は「感覚」にあります。

痛みがある方の場合どうしても柔らかい寝具を選びがちです。

それは「寝心地」が最優先されるからです。

硬いものだとどこか当たっている感じがして、そしてそれを不快に感じて柔らかめに変更します。

「柔らかめ」は身体が沈んでも当たっている感じが少ないので

不快な感じは減ります。

しかし一方で

「体が沈んでいる」＝「本来の身体の位置から逸脱しやすい」

という側面を忘れます。

さらに寝ている時は

「筋力で体を支える活動は最低限になっています」

ので

本来の身体の位置から逸脱した状態（わかりやすい表現は「歪み」）にどんどん陥ります。

ですから逸脱した状態から本来の活動に急に戻そうとする

「朝や動き出しで痛みが出やすい状況を生む」という事に繋がりやすいのです。

本来であれば硬い寝具で当たっている感じがすると自覚した時点で

「身体は元に戻して！」とサインを出している訳ですが

大抵皆さん「身体を直そうとはせずに寝具を柔らかくする」という誤った選択をしてしまいます。ここが泥沼の入り口です。

先ず大切なのは

身体を整える
身体が整ってきたら寝具（特に敷いているもの）は固めにする

ここがポイントです。

当院の施術ベッドはどちらかというと固めです。ですからはじめは不快に思う方もいます。

「骨盤が当たっている感じがする・肩が当たる」など仰います。

でも身体が良くなってくると

「そういえば当たっている感じがなくなりました」というように変化してきます。

参考になさって下さい。

今日はこれまでです。

お付き合いいただきありがとうございました。