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腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアあるある

〜MRIの画像だけで判断されてしまっている〜
「腰下肢痛があり、整形外科でMRIをとったら
ヘルニア様の所見が認められた」

だからヘルニア!!

いえいえ

これだけじゃヘルニアと判断出来ません。
ヘルニアは痛みの部位やMRIの画像も診断の補助にはなりますが
これだけでヘルニアとは言えません。
何が足りないのでしょうか?
「どうすると(どのように身体を動かすと)痛みが出るのか?」
なのです。
~腰だけが痛い場合であっても椎間板ヘルニアの可能性が高いと思われている~
「腰だけがとにかく痛いし整形外科行ったらヘルニアって言われた」

だからヘルニア!

いえいえ
腰だけ痛いのはヘルニアの可能性はかなり低いです。統計上本当にヘルニアの可能性が高い場合91%がどちらかの下肢(脚)に痛みやしびれを生じています。
という事は腰だけ痛い場合はほぼヘルニアではないという事になります。
~いつも重い物を持つ活動をしている方がなりやすい~
「建設業や運送関係、ピックアップ系のお仕事しているからヘルニアになる」

いえいえ
デスクワークがメインのお仕事でも十分ヘルニアになり得ます。

腰椎椎間板ヘルニアの発症原因として有意差が認められているのは

「年齢」

です。

腰椎椎間板ヘルニアは若い方(20〜30代)特有のものです。

ですから60歳代で椎間板ヘルニアはほぼ起こりません。
~いつまでたっても残存している痛み~
『1年前「腰椎椎間板ヘルニア」と言われて「あの激痛はおさまったけどまだ残存していて体が動かしにくい」のもヘルニア』

いえいえ
当初の激痛はヘルニアによるものの可能性が高いです。
現在の残存している痛みは概ねヘルニア部分に同じ負荷がかかり続けているから。と考えるべきです。

ヘルニアは急性腰痛に分類されます。

基本的には2ヶ月程度で収まるものですが、同じパターンで同じ負荷がかかり続ければ傷口を修復することができないため痛みが出続ける訳です。そのパターンを崩すことが大切です。
~コルセットや腰ベルトの有効性~
『ヘルニアはコルセットや腰ベルトで固定や保護した方がいい』

いえいえ
純粋に椎間板ヘルニアの可能性が高い場合は腰ベルトや骨盤ベルトは効果がありません。少なくとも改善させる目的で使用はお勧めしません。

骨盤ベルトやコルセットを使うことで腰痛が改善するケースはかなりまれです。使った方がいいケースももちろんあります。

当院では検査によって使うべきかそうでないかお伝えしています。
~腹筋運動が大切??~
『腰椎椎間板ヘルニアには腹筋運動をしたほうが良い』

いえいえ
体幹の筋力がないから筋力強化のためにいわゆる「腹筋運動」を行うことは純粋に椎間板ヘルニアの可能性が高い場合「悪化の可能性が高まります」

改善させる目的では絶対お勧めしません。

ちなみに当院でのセルフケアにはこういった「筋力強化」は一切ありません。
~反り腰~
『腰椎椎間板ヘルニアは反り腰のほうがなりやすい』

いえいえ
腰椎椎間板ヘルニアは腰椎の前彎(反り)が減少すると起こりやすくなる傾向があります。しかし反り腰ばかりというのもよくはないのです。

反る方にも丸くなる方にもどちらにもスムーズに動けることが大事です。
~病院や整形外科~
『腰椎椎間板ヘルニアは病院や整形外科に行ったらよくなる』

いえいえ
医師がこのケースでしてくれることは
「緊急に手術が必要かどうかの判断」と「痛み止めの薬・ブロック注射・湿布」などの処方です。
椎間板ヘルニアを治す薬はありません。ですから概ねよくなりません。
症状が起こったばかりの急性期は特に痛みが強いので入院させてもらって安静にしていたら大抵落ち着いてきます。
それでよくなったと感じて病院で良くなった。と思うことが多いかもしれませんね。
~医師の診断~
『医師に椎間板ヘルニアって言われたんでヘルニアだと思っています』

いえいえ
この日本という国において医師の存在はとてつもなく大きいですよね。小さいころからお世話になっていますし、医師の診断は「公的に認められています」から。
ですから未だに「医者のいう事は絶対」だと信じて止まない方は大多数なのではないでしょうか?
しかしセカンドオピニオンという言葉が当たり前になっているこの時代
特に腰痛・坐骨神経痛関連では一般的な整形外科での診断は「当てにならない」ケースがほとんど。
現実をよく見てみてください。そもそも私のような整体院が開業から約3年間やってこれているのは「整形外科ではよくならない」方が結果を求めていらしているからです。
もう一つ。厚労省が「腰痛関連の85%は原因不明」と言ってしまっているんです。
という事はほとんどが現代医学ではわからないものばかりなんです。

このお悩みで「命に関わる」と言われなければ医師の診断は参考までとした方がよいのです。
~腰椎椎間板ヘルニアは難治性~
『腰椎椎間板ヘルニアは一度なってしまったらなかなかよくならない?』

いえいえ
本当に腰椎椎間板ヘルニアであれば2か月を目処に落ち着きます。
しかしそもそも本当はヘルニアではないものをヘルニアと言われている方がとても多い現状があるので
なかなかよくならないものだと思われてしまっているのです。

何が大切か?
本当に椎間板ヘルニアなのか?
類似している「梨状筋症候群」や「仙腸関節障害」等なのかをしっかり判別すること。
これができればこの不安は払しょくできるはずです。

ぜひ当院の検査受けてみてくださいね。
~腰椎椎間板ヘルニアの手術~
『腰椎椎間板ヘルニアは手術した方がいい?』

いえいえ
そもそも本当はヘルニアではないものをヘルニアと言われている方がとても多い現状があるので
まずは本当に腰椎椎間板ヘルニアなのかどうかを検証すべきです。

何が大切か?
本当に椎間板ヘルニアなのか?
類似している「梨状筋症候群」や「仙腸関節障害」等なのかをしっかり判別すること。

ぜひ当院の検査受けてみてくださいね。